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IP電話

2016-12-07 (水) 10:21 更新

メリットがたくさんあるIP電話

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近年、急速に広がりつつあるひかり電話やIP電話。名前はよく耳にしますが、はたして移行するメリットはどのようなものがあるのでしょうか。

携帯電話への発信が多い企業に最適

NTT東日本/西日本のひかり電話やIP電話は、全国一律とにかく安いという話ですが、実際にこのように良いことばかりなんでしょうか。

企業の中には、今まで使っていたアナログ固定電話からひかり電話やIP電話へ移行することに消極的であるという話も耳にします。導入を迷っている企業の経営者の方に、あえてデメリットをご紹介します。

逆に考えれば、そのデメリットがさほど影響がないということなら、ひかり電話やIP電話への移行は問題なく進むことでしょう。

さて、まず考えたいのは固定電話(アナログ、デジタル問わず)への通話なら割安感があるひかり電話やIP電話ですが、こと携帯電話にかけるなら、ひかり電話やIP電話でも大きな割安感があるというわけではありません。

現状、18円/分前後が多いようですが、ISP(インターネットサービスプロバイダー)によっては、通話相手の携帯キャリアによって料金が異なってくるケースもあるのです。

ただ、やっぱりトータルで考えるとアナログ固定電話に比べれば安い料金設定といえるでしょう。さらに、タイミングによっては携帯電話とセットで契約すれば、グッと通話料が格安(場合によっては無料)になることもありますので、よくプランを検討してみてください。

なお、FAXの送受信については、ひかり電話やIP電話の回線でも、なんの問題なく利用できます。ただ、ISPによっては利用できないケースもありますので、必ず確認してください。

業容に応じてアナログとの使い分けがカギ

上記のように、ひかり電話やIP電話でもメリットとデメリットがありますので、業務内容に応じたアナログの固定電話との使い分けが賢い選択かもしれませんね。

まず、国際電話や遠距離電話が多いオフィスであれば、IP電話に変えるメリットは非常に大きいです。さらに、遠隔地にある事務所との通話が多いなど、通話相手が決まっている場合でもIP電話が良いといえます。
逆に、現在インターネット(ブロードバンド回線、光回線)を使える環境がなく、今後もインターネットを使わないという場合は、新規でこれらの回線と契約しなければならないのであまり意味はないと思われます。

このように、きめ細かく必要不必要を判断することが、これからのビジネスで必要なことだといえるでしょう。
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