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2016-03-14 (月) 10:23 更新

今だからこそ振り返る固定電話の歴史(2)

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今だからこそ振り返る固定電話の歴史(2)

電話は、離れた場所にいる人同士が回線を通じて会話できる、画期的な発明です。誕生当時は、人の手によって回線が繋げられていたのを知っていますか?

交換手によって手作業で回線が交換されていた

前回、電話の発明から普及に伴う歴史についてご説明しました。

もう少し、当時の電話システムについて掘り下げてみましょう。当時の電話は、電話局内にいる電話交換手が手作業で回線をつなぐというシステムでした。

当然のことですが、これは電話加入者が少ない時代だからこそ可能であったシステムであり、爆発的に加入者が増えるに伴い、接続までの時間が長くかかったり、通話途中で切れてしまうといったトラブルも起こり始めたそうです。

こういったトラブルについて、それを解決すべくさまざまな開発が行なわれました。

その中で、現在でも基本的なイメージは同じである自動交換方式というシステムの発明は、電話という通信手段の発展に非常に大きな貢献をしたといっても過言ではありません。

自動交換方式の開発によって普及が進んだ

1889年、ストロージャーという人が自動電話交換方式を発明しました。

ちなみに、このストロージャーという人は葬儀屋を営んでおり、自分の会社に電話による注文が少ないことを不審に思い調べてみると、競合他社の社長の妻が電話交換手のマネージャーで、電話注文はすべてそちらに流していたということがわかり、人の手を介さない電話回線の交換を思い立って発明したという話が残っています。

さて、日本ではこの自動交換方式が採用されるきっかけとなったのは1923年の関東大震災です。

その復旧を契機に自動の電話交換機が採用されたそうです。その後、順次電話交換は自動化されていくことになりますが、当初は市内電話に限られていて、市外電話にまで普及するようになったのは戦後かなり経ってからのことになります。

ちなみに、1965年に東京と全国の道府県庁所在地への相互のダイヤル市外通話が開始され、1979年には全国の電話自動化がすべて完了しました。

なお、自動電話交換機は1952年にステップ・バイ・ステップ交換機が発明されたことに端を発し、1955年にはクロスバ交換機が、そして1982年にデジタル交換機が開発されました。

この自動電話交換機が生まれなければ、果たして電話というのはこれほどに発達したかどうか分かりません。なんというか、この発展が「葬儀屋の注文を得るため」というところからスタートしたのだと思うと、少し面白い気がしませんか?

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