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2016-03-22 (火) 09:16 更新

今だからこそ振り返る固定電話の歴史(6)

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今だからこそ振り返る固定電話の歴史(6)

時代はバブルへと差し掛かり、電話機はいよいよ進化を続けてきました。大きな転換はコードレスフォンの誕生です。これにより電話機が固定されなくなり、やがて携帯電話を生み出すきっかけとなったのです。

親機と子機という考え方のコードレスフォン

1980年代に入ると、日本はバブル時代へと突き進んでいきます。

その少し前、1970年の大阪万博で参考出品された「コードレスホン」は、一般の人たちに大きな衝撃を与えたのです。

それも当然で、従来受話器と電話機本体は有線でつながっているのが当たり前で、受話器だけを持ち歩いて通話ができるというのは画期的な発明だったのです。

そして1979年にはコードレスホンが一般家庭へのレンタルサービスを開始します。

もちろん、申込みが殺到しました。当時は電話機を電電公社が貸し出すというシステムだったため、申込みから貸し出されるまで待たされるといったことも少なくありませんでした。

バブル時代になり、家電メーカーも業績を軒並みアップさせるご時世で、こういったシステムは非効率的だとされ、規制緩和の波が訪れます。

そして1987年にはコードレスの電話機が販売自由化によって家電量販店でも購入できるようになります。

これにより、一般家庭におけるコードレス電話の普及も飛躍的に伸びていくことになりました。なお、コードレス電話のデジタル化は2006年のことになります。

このように家庭内で電話機の親機と子機の間を無線で接続するといったシステムは1980年代から1990年代を通じて、家庭用電話として一般的になっていくのです。

実は、こうした子機が独立して通話として使えるシステムは、屋外でも利用できるように開発されることで携帯電話の基礎となったという見解もあります。

ショルダーホンという名の持ち出せる携帯電話が誕生

というわけで、携帯電話の発明と普及についてお話します。

コードレスホンが一般家庭に普及を始めた1979年には、別の流れとして自動車電話のサービスも開始になります。この自動車電話が、今の携帯電話の隆盛の大きな鍵となったのです。もちろん、電話を自動車の中で使えるというものなのですが、よく考えてみてください。

電源はどうするのかということです。電話を外に持ち歩くことは、電源を持ち歩かなければならないということになります。つまり、自動車のバッテリーによって電話機を使うというのが屋外における電話の最初だったわけです。

その発想を転用し、電話の電源を肩から下げてしまおうというのが1985年にサービス開始した「ショルダーホン」です。

覚えている方も多いでしょうが、初めての携帯電話は大きなバッテリーを肩からぶら下げて電話をするという、今考えると非常に不思議なスタイルだったのです。

それ以降、いかに持ち歩ける電源を小さくして、長持ちさせるかがメーカーの開発意図となりました。1987年には携帯電話が本格スタート、そして1995年にはPHSが誕生します。

それ以降、携帯電話は急速な普及を遂げ、2000年には加入者数がアナログの固定電話を追い越すという状況になります。近年では、携帯電話は電話というより携帯情報機器という認識が一般的で、これが現在のスマホにもつながるということになります。

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